おやこでたのしむ 今月の一冊
2月2日の節分にちなんで、今回は『おに』がテーマの絵本を紹介。
こわいおに、やさしいおに、どんなおにがいるのかな?
子どもたちの想像力を掻き立てるたのしい一冊をぜひ読んであげてね♪
子どもと一緒に『いいおには~うち!』
おにはうち!
節分の日、園庭にはみなれない男の子が…その子の名前は“にお君”。一緒に遊んでいるうちに豆まきの時間になり、あれあれにお君がどこかへいっちゃった。『どうして鬼に豆をなげるの?』『いいおにもいるんじゃない?』など、子どもたちの思いと園長先生とのやり取りがほっこりする一冊。なぜ節分に豆まきをするのかも詳しく書かれているのがうれしい。
こわ~いおにとゆかいな掛け合いがおもしろい
じごくのぞうべえ
“とざいとうざい。かるわざしのそうべえ。いっせいいちだいの、かるわざでござあい”と声高らかに芸を見せる軽業師のそうべえ。しかし、綱渡りを披露するも落ちて生死をさまようことに。気がつくとどうやらそこは地獄への道…そこから愉快な仲間とたくさんの地獄をまわり鬼に食べられ…とにかく独特な言葉づかいと迫力ある絵に大人も心奪われる事間違いなし!
みんなでいっしょにあそぼうよ!
おにはそと
節分の日、子どもたちに豆をまかれて逃げていく鬼たち。たいへん!小鬼ちゃんが逃げ遅れて残されることに…でも、あれれ?なんと人間の子どもたちと小鬼ちゃんが仲良くなって一緒に遊びはじめちゃった!そんなこととは知らない親分鬼が助け出そうと鉄の鎧で身を固め登場…と聞くと、恐ろしそうだけど、鬼が怖くなく、ほのぼのと楽しめるのがおすすめポイント!
おいしいおにぎりを召し上がれ♪
オニじゃないよおにぎりだよ
おいしいおにぎりを食べてほしいおにと、おにが怖い人間…おにの勘違いが色々なことに発展していくのがおもしろい!おにと人間のやりとりに大人も興味をそそられる一冊。絵の迫力とカラフルな色合いにも注目!そしておにの作るおにぎりの美味しそうなことといったら!おにの怖さより優しさにふれられるので、子どもたちも怖がらずに楽しめる♪
いかがでしたか?
今回の絵本の紹介で、子どもたちもおに=怖いというイメージがうすれるかも♡
たしかにこわい悪いおにばかりではないはず!
大人も学べる一冊でしたね♪
次回もお楽しみに・・・♡